日本人の女性が世界的にみても長生きだと言われています。平均寿命も80歳を超えており、孫の世代としては祖父よりも祖母のほうが一緒にいられる時間というのは長くなっているそうです。また、女性は歳を重ねるごとにはつらつとしてくるという傾向もあり、好奇心も旺盛であるため、孫の世代との交流も多くなっています。しかし、寿命が長いと言われる一方で、病気を患うことも少なくありません。最近は認知症という症状を抱える人も増えてきており、老人ホームへの入居という選択をせざるを得ない人もいます。
また、孫の世代も成長するにつれて交流が少なくなってしまうというのが実情です。ただ、交流の回数が減ってしまったとしてもいちばん親しい身内としてとらえられる間柄であるため、悲しいことですが亡くなってしまった場合にはすぐに駆けつけるようにしましょう。葬儀に関しては、おばあちゃんの子どもである父親か母親が執り行うことがほとんどであるため、孫が表に出るということはあまりありません。しかし、長寿で寿命を全うした場合、孫もある程度は大きくなっているはずです。
様々な流れなどもきちんと理解できる年齢に達していることがほとんどであるため、父母を見習いながらサポートする気持ちを持つことが大切となります。祖父母が亡くなるということは、そこまで違和感のある出来事ではないかもしれません。しかし、おじいちゃん、おばあちゃんというのは孫がいくつになってもかわいく、できれば近くにいてほしいと考えているので、普段から顔を合わせるようにしておくことも忘れてはいけません。